盛会のうちに終了いたしました
沢山のご参加をありがとうございました
開催要項
<会長挨拶>
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会九州・沖縄支部学術集会の開催にあたり、主催者を代表してご挨拶申し上げます。当支部の学術集会は第12回を迎え、私ども福岡病院が第2回、第5回に続き、3回目の担当施設に預かることは大変光栄なことであり、学会関係者各位に心より感謝申し上げます。
今回は「在宅」をテーマに主要プログラムを構成いたしました。親しみを持っていただきたいと考えて「呼吸ケア・リハビリテーション@home(アットホーム)」というタイトルを冠しました。“@ home(at home)”は、文字通り「家で」という場所と、家にいるときのようなリラックスした気分(アットホームな雰囲気)の、2つの語義を併せ持つ言葉ですが、呼吸器疾患とともに生きていく患者さんとともに、それらの両立の実現を目指そうというメッセージを込めて、「住み慣れた場所で(=家で)、その人らしく(=アットホームに)」を副題に添えました。
多くの医療従事者にとって患者さんとの対面の場は病院やクリニックなど医療機関ですが、患者さんにとって生活の場は“@ home”です。本集会が、自宅や施設で暮らす生活者としての患者さんを診る、という視点を持ちながら、呼吸ケアや呼吸リハビリテーションの在り方を一緒に考える場になれば、この上ない喜びです。
5年ぶりの集合開催です。テーマは“@ home”ですが、皆さんには「働き慣れた場所」を飛び出して、本集会に足を運んで、発表して、質問して、討論して、多くの学びや気付きを持ち帰って、学術集会の醍醐味を存分に味わっていただきたいと願っています。多数のご参加を、アットホームな会場でお待ちしています。
𠮷田 誠(国立病院機構福岡病院 病院長)
【会期】2025年3月16日(日)
【会場】九州大学医学部百年講堂 〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1
【大会長】𠮷田 誠(国立病院機構福岡病院 病院長)
【テーマ】呼吸ケア・リハビリテーション@home ~ 住み慣れた場所で その人らしく ~
【プログラム】教育講演、共催セミナー、一般演題、その他企業展示あり
【参加費】会員2,000円、非会員3,000円、学生無料
【参加単位】
1. 呼吸ケア指導士認定単位取得:出席者10単位、筆頭演者10単位
2. 3学会合同呼吸療法認定士資格更新単位取得
a.出席:20点、
b.呼吸療法に直接関連した演題の第一演者:20点、共同演者:10点
c.講師として講義・講演した場合:30点
【お知らせ】座長・演者の先生方へ
参加者の皆様へ
【参加申込】2025年2月28日正午まで
【大会ポスター】
第12回九州・沖縄支部 ポスター.pdf
【交通案内】
九州大学医学部 百年講堂 -> リンク
※百年講堂利用者専用の駐車場はございませんので、公共交通機関のご利用をお願いいたします。
ダウンロード 交通アクセス.pdf
プログラム(2025/02/28現在)
プログラム ダウンロード 第12回九州・沖縄支部学術集会.pdf
抄録集 ダウンロード 第12回九州・沖縄支部学術集会抄録集.pdf
<大ホール>
9:10~9:50 教育講演1
在宅HFNCの実際
座⾧:藤井 一彦 先生(熊本市民病院)
講師:山下 崇史 先生(NHO福岡東医療センター)
9:55~11:10 シンポジウム1
多職種でセルフマネジメント支援 ~ 安心安全な自立のために ~
座⾧:伊井 敏彦 先生(NHO宮崎東病院)
・慢性呼吸不全患者に対する効果的な栄養サポート
山本 貴博 先生(中村学園大学)
・外来呼吸リハビリテーション施設におけるセルフマネジメントの実際~理学療法士の視点から~
城石涼太 先生(宇都宮内科医院)
・本人と共に考えるセルフマネジメント~ケアマネジャーとしての役割~
佐久間 裕美 先生(恵友会ケアプランステーション)
11:15~11:55 教育講演2
COPDにおける身体活動性と多面的アプローチ
座⾧:玉城 仁 先生(那覇ゆい病院)
講師:髙橋 浩一郎 先生(佐賀大学)
12:10~13:10 ランチョンセミナー
在宅呼吸ケア白書2024(仮)
座⾧:𠮷田 誠 先生(NHO福岡病院)
講師:植木 純 先生(順天堂大学)
13:25~14:40 シンポジウム2
リハビリで身体活動レベルアップ ~ やる気スイッチ・オンする工夫 ~
座⾧:朝井 政治 先生(大分大学)
・訪問看護&リハで身体活動性アップ~やる気スイッチは効果実感で入れる~
山田 真理子 先生(楽らくサポートセンター・レスピケアナース)
・慢性呼吸器疾患患者に『やる気』と『元気』を引き出す呼吸リハビリテーション
杉木 優一郎 先生(かごしま高岡病院)
・慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の身体活動性に及ぼす因子の検討
- 身体的因子、心理的因子に関する包括的な検討、精神症状への対応 -
平本 哲哉 先生(NHO福岡病院)
14:55~15:55 スイーツセミナー
多職種で取り組む肺NTM症における薬物・非薬物療法
座⾧:森脇 篤史 先生(NHO福岡病院)
講師:國近 尚美 先生(山口赤十字病院)
<中ホール1.2>
10:00~11:00 モーニングセミナー
座⾧:木下 義晃 先生(福岡大学筑紫病院)
講師:森下 一樹 先生(済生会熊本病院)
間質性肺疾患のチーム管理におけるリハビリテーションの役割
講師:山内 布美子 先生(済生会熊本病院)
間質性肺疾患患者のACP推進に向けた人材育成と患者教育
9:10~9:50
一般演題1 呼吸リハビリテーション
座長:田中 貴子 先生(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科)
1.COPDにおける4m通常歩行速度のADLレベル診断能力の検討
足立 仁志 先生(NHO福岡病院リハビリテーション科)
2.COPDに対する個別歩数目標値提供によるリハビリテーションの効果
栗原 有紀 先生(佐賀大学医学部附属病院呼吸器内科)
3.終末期肺がん患者の自宅退院をめざして
~退院支援を通じて多職種連携の必要性と理学療法士の役割について再認識した症例~
中野 悠希 先生(NHO福岡東医療センターリハビリテーション科)
4.新型コロナウイルス感染症(COVID-19)罹患後高齢者へのHybrid Assistive Limb腰タイプ自立支援用(HALⓇ腰タイプ)を利用した介入の試み
椎木 陽啓 先生(NHO宮崎東病院リハビリテーション科)
11:10~12:00
一般演題2 呼吸ケア
座長:下川 満美 先生(NHO福岡病院看護部)
1.高齢COPD患者に対するHOT導入の一経験
-在宅での不安を取り除くためのチームでの関わりの重要性-
本村 紀博 先生(⾧田病院リハビリテーション科)
2.COPD患者の在宅HFNC導入に向けた臨床工学技士の関わり
児玉 博樹 先生(熊本市民病院中央臨床工学部)
3.終末期気管支拡張症患者のアドバンス・ケア・プランニング(Advance Care Planning:ACP)における一考察
本田 輝子 先生(NHO福岡東医療センター看護部)
4.呼吸器内科病棟看護師のACPに関する現状調査
楠田 しのぶ 先生(産業医科大学看護部)
5.外来で継続した在宅療養支援を行うために
~慢性呼吸器疾患患者に対する継続看護システムの検討~
入江 伊世奈 先生(NHO福岡病院看護部)
企業展示(交流ホールエリア)
インスメッド合同会社・株式会社小池メディカル・帝人ヘルスケア株式会社・チェスト株式会社・パルモニクスジャパン株式会社・フィッシャーアンドパイケルヘルスケア株式会社・フクダライフテック九州株式会社
<参加登録>
・登録期限:2025年2月28日(金)正午まで
たくさんのお申し込みをありがとうございました
第12回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会九州・沖縄支部学術集会 運営事務局
国立病院機構 福岡病院
準備担当:吉岡
Tel:092-565-5534 Fax:092-566-9444
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